ニアウリ・シネオール
学名Melaleuca quinquenervia CT(Cineole)
科名フトモモ科
採油方法水蒸気蒸留法
抽出部位
比重0.903〜0.921
・ティートゥリーと同じ、メラレウカの植物で、オーストラリア、南太平洋諸国に
 自生する樹木です。生長が早く、繁殖力も強い。
主要含有成分表 提供;KENSO
酸化物類 ・1.8シネオール 45-60%
モノテルペン炭化水素類 ・α-ピネン 5-15%
・リモネン 5-15%
・β-ピネン
セスキテルペンアルコール類 ・ビリジフロロール 2-10%
・ネロリドール
モノテルペンアルコール類 ・α-テルピネオール 4-10%
セスキテルペン炭化水素類(+) ・β-カリオフィレン
・葉から採れるスッキリとした香りが特徴です。インフルエンザの予防や
 美容分野まで幅広く使うことが出来る精油です。
・ビリジフロロールを多く含む場合は、ホルモン依存型癌疾患、乳腺症など
 には、長期間・継続的に・広範囲に多量の使用を避け、低濃度で注意して
 使用しましょう。

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芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください
酸化物類 ・去痰作用 3+
・抗カタル作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・免疫調整作用 3+
・抗菌作用 2+
・抗寄生虫作用+
固有作用

・1.8シネオール
  (免疫調整作用、抗炎症作用)   

モノテルペン炭化水素類 ・鬱滞除去作用 3+
・抗炎症作用 3+
・コーチゾン様作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗菌作用 2+
固有作用

・α-、β-ピネン
  (強壮作用)
・リモネン
  (肝臓強壮作用。腎臓刺激作用、蠕動運動促進作用)   

セスキテルペンアルコール類 ・ホルモン様作用 2+
   (主にエストロゲン様)
・鬱血除去作用 2+
・強壮作用 2+
・刺激作用 2+
固有作用

・ビリジフロロール
   (エストロゲン様作用、静脈強壮作用、鬱滞除去作用)
・ネロリドール
  (ホルモン様作用)   

モノテルペンアルコール類 ・抗菌作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗真菌作用 3+
・免疫調整作用 3+
・神経強壮作用 2+
・抗寄生虫作用 +
固有作用

・α-テルピネオール
  (神経強壮作用、誘眠作用、抗炎症作用
   収れん作用)   

セスキテルペン炭化水素類 ・強壮作用 3+
・刺激作用 3+
固有作用

ビリジフロロール   

NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

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